計算屋
暮らし更新 2026年4月27日

葬式費用 計算機 — 一般葬 / 家族葬 / 直葬の総額・香典差引まで比較

葬儀形式(一般葬 / 家族葬 / 一日葬 / 直葬)と会葬者数から、葬儀費用・香典収入・自己負担を試算。お布施・墓地費用まで含めた総額を比較できます。鎌倉新書「お葬式に関する全国調査2024」準拠の単価で計算。

計算機

入力

親族中心の通夜+告別式。10〜30名想定。

通夜・告別式の出席予定人数。

一般葬47万 / 家族葬30万 / 一日葬20万

香典の50%を費用側に計上

新規購入で170万円。すでに墓所があればOFF。

計算結果

自己負担(総額 - 香典)

¥919,000

総額 ¥1,139,000 - 香典 ¥220,000

葬儀費用の内訳

施行料(祭壇・棺・スタッフ)
¥525,000
火葬料・式場使用料
¥84,000
飲食費
¥90,000
会葬返礼品
¥30,000
香典返し
¥110,000
葬儀部分 計
¥839,000
お布施・戒名料
¥300,000
総額
¥1,139,000

補足メモ

  • 関東 × 家族葬 / 会葬者20名で試算しています。
  • お布施・戒名料は地域・寺院・戒名ランクで±20万円変動。事前に菩提寺に相談を。
  • 葬儀社の見積もりは"基本プラン"が安く見えがち。火葬料・式場使用料・搬送費など別計上の項目を必ず確認。
  • 実費は葬儀社・地域・故人の宗派で±30%変動します。3社程度で見積もり比較を推奨。

※ 鎌倉新書「お葬式に関する全国調査2024」等の全国平均ベース。葬儀社・地域・宗派で±30%変動します。3社見積もり比較を推奨。

この計算機で何がわかるか

「家族葬と一般葬、どれくらい費用が違う?」「香典でどこまでカバーできる?」「直葬なら本当に40万円で済む?」を 形式・人数・地域・お布施有無 を入れて具体的な数字に落とし込める計算機です。

葬儀本体・飲食・返礼品の合計に、お布施(戒名)と墓地・墓石 をオプションで加算できます。香典収入と香典返しまで考慮した「実質自己負担」を1画面で確認できる設計です。

計算ロジックの根拠

鎌倉新書「お葬式に関する全国調査2024」(全国平均)

形式全国平均
一般葬161.3万円
家族葬99.5万円
一日葬85.7万円
直葬・火葬式42.0万円
全形式平均110.7万円

費用構成比:葬儀本体 67% / 飲食 16% / 返礼品 17%。

形式別の費用構造(本計算機の単価)

一般葬(50〜150名想定)

施行料80万 + 火葬料10万 + 飲食5,000/人 + 返礼品1,500/人 + (任意)お布施47万

家族葬(10〜30名想定)

施行料50万 + 火葬料8万 + 飲食4,500/人 + 返礼品1,500/人 + (任意)お布施30万

一日葬(20〜30名想定)

施行料35万 + 火葬料7万 + 飲食3,500/人 + 返礼品1,200/人 + (任意)お布施20万

直葬・火葬式(参列者なし)

施行料13万 + 火葬料5万。お布施は基本不要だが菩提寺の慣習で必要なケースあり。

地域別の費用係数

地域係数
北海道・東北0.95
関東1.05
中部・東海1.00
関西0.95
中国・四国0.90
九州・沖縄0.90

関東は会場使用料・施行料がやや高め。九州・沖縄は地域コミュニティの結束が強く、葬儀社の競争原理で抑え目。

香典・香典返し

形式1人あたり香典
一般葬7,000円
家族葬11,000円(親族比率高)
一日葬8,000円
直葬0円(辞退が一般的)

香典返しは香典の50%が標準。本計算機は香典返しを「葬儀費用」側に計上しています。

墓地・墓石(任意)

全国優良石材店の会2024調査の 平均169万円 を採用。本計算機では170万円で計算。永代供養・樹木葬を選ぶ場合は30〜80万円で済むため、入力前に検討の余地があります。

入力項目の補足

  • 形式:一般葬 / 家族葬 / 一日葬 / 直葬から選択。直葬は会葬者数を自動でゼロ扱い。
  • 会葬者数:通夜・告別式の出席予定人数。最大1000名で頭打ち。
  • 地域:故人の住所地ベース。葬儀社・式場の所在地が異なる場合は実態に合わせて。
  • お布施:菩提寺がある場合は基本必須。直葬・無宗教葬では不要。
  • 香典返し:会葬御礼(即日返し)と忌明け返しを合算した金額。
  • 墓地・墓石:すでに墓所がある場合はOFF。新たに購入する場合のみON。

ケース別の例

ケース1:関東・家族葬・20名・お布施込み・墓なし(標準的な家族葬)

  • 施行料 50万 × 1.05 = 52.5万
  • 火葬料 8万 × 1.05 = 8.4万
  • 飲食 20名 × 4,500 = 9万
  • 返礼品 20名 × 1,500 = 3万
  • 香典収入 20名 × 1.1万 = 22万 / 香典返し 11万
  • お布施 30万
  • 総額:約114万円 / 自己負担:約92万円

ケース2:関東・一般葬・80名・お布施込み(伝統的な葬儀)

  • 施行料 80万 × 1.05 + 火葬料 10万 × 1.05 = 94.5万
  • 飲食 80名 × 5,000 = 40万
  • 返礼品 80名 × 1,500 = 12万
  • 香典収入 80名 × 7,000 = 56万 / 香典返し 28万
  • お布施 47万
  • 総額:約221万円 / 自己負担:約165万円

ケース3:関東・直葬・お布施なし・墓なし(最小コース)

  • 直葬パッケージ 13万 × 1.05 = 13.7万
  • 火葬料 5万 × 1.05 = 5.3万
  • 総額:約19万円 / 自己負担:約19万円

ケース4:家族葬20名 + 墓地・墓石新規購入

  • 葬儀部分 約114万円
  • 墓地・墓石 170万円
  • 香典 22万差引
  • 総額:約284万円 / 自己負担:約262万円

よくある誤解・注意点

  • 「葬儀社の見積もり」は最低価格:基本パッケージで安く見えても、火葬料・式場使用料・搬送費・ドライアイス・遺体預かり料など別計上の項目が積み上がります。最終見積もりベースで判断する か、本計算機の値で逆算してください。
  • 「家族葬は安い」は条件付き:本当に親族10名なら確かに安いですが、近所付き合いや会社関係を呼ばないことで 後日の弔問対応で負担が増える ケースが頻発。最終的に一般葬と変わらない総コスト感になることも。
  • お布施は宗派・寺院・戒名で大きく変動:日蓮宗・浄土真宗は比較的シンプル、真言宗・天台宗は院号がつくと100万円超。新しく僧侶を呼ぶ "派遣僧侶" は3〜5万円のパッケージ で済みます。菩提寺がある場合はそちらの慣習に従うのが無難。
  • 直葬の落とし穴:「お別れの場がなかった」と親族から不満が出やすい。菩提寺がある場合は事前に相談しないと納骨を断られる ケースもあります。安いからという理由だけで選ばず、家族・親族の合意を取るのが大前提。
  • 香典は故人ではなく喪主への支援:香典は法的には葬儀費用への扶助。香典返しは喪主の判断で。会社関係から多額の香典が来た場合は税務上の取扱いに注意(所得税・贈与税の対象外だが、業務関連費用として処理されるケースあり)。
  • 互助会は要確認:冠婚葬祭互助会に加入していると、積立金で一部費用を賄える反面、指定葬儀社しか使えない・解約手数料が高額 な縛りがあります。本計算機の数字と互助会のプラン価格を比較すると判断材料になります。

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参考資料

よくある質問

操作・計算根拠まわりでよく聞かれるポイント