業務委託 × 給与 合算手取り計算機 — 副業の追加税負担まで可視化
会社員(給与)+ 業務委託(副業)の合算所得から、所得税・住民税・社会保険料・手取りを一括試算。所得区分(雑所得 / 白色事業 / 青色事業)と青色申告控除(10万 / 55万 / 65万)を切り替えて、青色申告に切り替えたときの節税効果を金額で確認できます。扶養・配偶者控除も加味した2026年版。
計算機
入力
源泉徴収票の「支払金額」欄。
副業で受け取った報酬の年合計(税抜き)。
PC・通信費・書籍・サブスク等の合計。
継続的・帳簿あり = 事業所得、それ以外 = 雑所得。
16歳以上の扶養親族。1人=38万円控除。
配偶者の年収103万円以下なら適用可(38万円控除)。
計算結果
合計手取り(年)
¥4,684,366
副業による追加税負担
+¥208,226
副業利益のうち、税金として持っていかれる金額。経費・青色控除を増やすと圧縮できる。
所得・税額の内訳
- 給与所得(控除後)
- ¥3,560,000
- 副業所得(経費・青色控除後)
- ¥1,000,000
- 合計所得
- ¥4,560,000
- 所得控除合計
- ¥1,200,000
- 課税所得
- ¥3,360,000
- 所得税(復興税込)
- ¥249,634
- 住民税
- ¥346,000
- 社会保険料(給与・概算)
- ¥720,000
基礎・社保・扶養・配偶者
確定申告が必要です
2026年分の所得は2027年2月16日〜3月16日に申告。会計ソフト(freee / マネーフォワード)の利用を推奨。
補足メモ
- ・副業の所得税申告が必要です。確定申告は2027年2月16日〜3月16日(2026年分)。
※ 簡略モデルです。iDeCo・小規模企業共済・医療費控除・ふるさと納税等は別途加味してください。住民税は所得割10%(全国一律目安)+ 均等割5,000円のみで計算しています。実額は自治体・年度で変動します。
この計算機で何がわかるか
「会社員のまま副業を始めたら、税金はどれくらい増える?」「雑所得から事業所得に切り替えると、いくら節税できる?」を一発で確認できる計算機です。
給与年収・副業の売上・経費・所得区分(雑所得 / 白色事業 / 青色事業)を入れると、所得税・住民税・社会保険料・手取り が同じ画面で計算されます。さらに 副業による"追加税負担" を分離表示するので、副業利益の何割が税金で持っていかれるか直感的に分かります。
計算ロジックの根拠
給与所得控除(2026年4月時点)
| 給与年収 | 控除額 |
|---|---|
| 162.5万円以下 | 55万円 |
| 〜180万円 | 年収×40% - 10万円 |
| 〜360万円 | 年収×30% + 8万円 |
| 〜660万円 | 年収×20% + 44万円 |
| 〜850万円 | 年収×10% + 110万円 |
| 850万円超 | 195万円(上限) |
副業所得の計算
雑所得 / 白色事業所得:
副業所得 = 売上 - 必要経費
青色事業所得:
副業所得 = 売上 - 必要経費 - 青色申告特別控除(最大65万円)
青色申告65万円控除は 「複式簿記 + 損益計算書・貸借対照表 + e-Tax提出」 が必須条件。会計ソフトを使えば自動で達成可能です。
所得税速算表(2026年)
| 課税所得 | 税率 | 速算控除額 |
|---|---|---|
| 〜195万円 | 5% | 0円 |
| 〜330万円 | 10% | 97,500円 |
| 〜695万円 | 20% | 427,500円 |
| 〜900万円 | 23% | 636,000円 |
| 〜1,800万円 | 33% | 1,536,000円 |
| 〜4,000万円 | 40% | 2,796,000円 |
| 4,000万円超 | 45% | 4,796,000円 |
復興特別所得税 +2.1% を加算します(2037年まで)。
住民税
住民税 = 課税所得 × 10%(所得割) + 5,000円(均等割)
控除額は所得税より5万円ずつ低い(基礎控除43万・扶養控除33万・配偶者控除33万)。
入力項目の補足
- 給与年収:源泉徴収票の「支払金額」欄。手取り額ではなく額面。
- 業務委託の売上:業務委託契約で受け取った報酬の合計(税抜き)。
- 必要経費:業務に使ったPC・通信費・書籍・サブスク等の合計。
- 所得区分:雑所得(少額・単発)/ 白色事業(継続だが帳簿簡易)/ 青色事業(帳簿+申告)。
- 青色申告特別控除:青色のみ選択可。65万円が最大、e-Tax未対応なら55万円。
- 扶養家族:配偶者を除く扶養親族の数(16歳以上が対象)。
- 配偶者控除:配偶者の年収103万円以下なら適用可。
ケース別の例
ケース1:年収500万円 + 副業100万円(雑所得・経費20万円)
- 副業所得 = 100万 - 20万 = 80万円
- 給与所得 = 500万 - 144万(給与控除)= 356万円
- 合計所得 = 436万円 → 課税所得 = 約170万円
- 所得税 約8.8万円 / 住民税 約17万円
- 副業による追加税負担 約16万円(副業利益80万円の20%)
- 副業手取り:100万 - 20万 - 16万 = 64万円
ケース2:年収500万円 + 副業100万円を青色65万控除に切替
- 副業所得 = 100万 - 20万 - 65万 = 15万円
- 追加税負担 約4.5万円(雑所得時の1/3以下)
- 副業手取り:100万 - 20万 - 4.5万 = 75.5万円
- 青色申告に切り替えるだけで年12万円の節税
ケース3:年収800万円 + 副業300万円(経費50万円)
- 副業所得 = 300万 - 50万 = 250万円
- 合計所得 = 約630万円 → 課税所得 約460万円
- 税率20%帯に乗る → 副業による追加税負担 約60〜70万円
- 副業利益250万円のうち約30%が税金 に
- 経費・青色控除をフル活用すれば、追加税負担を50万円台まで圧縮可能
よくある誤解・注意点
- 「副業20万円以下は無税」は誤り:所得税の申告は不要ですが、住民税の申告は別途必要。自治体役所で副業所得を申告する必要があります。怠ると後日納付書が届きます。
- 「経費を多く計上すれば税金が減る」:業務に関連しない私的支出は経費にできません。税務調査で否認されると追徴課税+加算税 で逆に痛手。領収書・帳簿の整備が大前提です。
- 副業の手取りは"利益"ではない:売上100万円・経費20万円なら利益80万円。そこから税金20%(雑所得)が引かれて手取り64万円。副業の収益を正しく把握するには税引後ベースで考える ことが重要。
- 「会社にバレないように」は2026年現在ほぼ不可能:住民税の普通徴収を選んでも、自治体・運用次第では特別徴収に統合されます。就業規則を確認して許可を得る のが現実的。副業禁止規定があっても申請すれば認められるケースが増えています。
- 青色申告は「ハードル高そう」が誤解:会計ソフト(freee / マネーフォワードクラウド / 弥生)を使えば、自動仕訳・確定申告書作成が可能。月3,000円のソフト代で年間10万円超の節税効果 が得られるケースが大半です。
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操作・計算根拠まわりでよく聞かれるポイント
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